アデランス株主総会と株式市場の影響
こんにちは・・・Dr.トランプです。
最近の身近な話題から。
投資ファンドの反対でアデランスの役員再選が否決された。
スティールパートナーズの出した意見にほかの大株主が賛同し、
株式市場には概ね、歓迎されたような雰意気だ。
アデランスの株価も1858円から2335円まで急騰し
経営者の変化を期待するような動きが出てきた。
そもそもスティールパートナーズは、
これ以前にも複数の会社に増配などを要求していたが、
既存株主に反対されて毎回の憂き目を見ていた。
アデランスに限り、既存株主が賛同したのは、なぜだろうか?
これは内部留保還元を求めるいわば、金銭要求に近い恐喝的な要求に
株主がそっぽを向いたがためであろう。
それに対し、今回は業績低迷の責任を経営陣が取るべきだという
ガバナンスに訴える手法で、これが功を奏した格好だ。
今回の出来事は株式市場に大きな影響をもたらすだろう。
過日、ブルドッグソース事件以降、日本株にまったく興味を失っていた
外人投資家に再度日本株の買いサインという見直しの風潮が出ている。
ブルドッグソース事件では株主の権利が全くと言っていいほど
無視されたが、アデランスで株主の意見を本当に尊重するという雰囲気が
出てきた。
これを契機にガバナンスの強化、すなわち企業価値の向上に真剣に取り組む
方向に動く可能性が高い。
そうでなければ常に外部から経営に圧力がかかることになるからだ。
ガバナンスでの見直しは外国人投資家に売りすぎてきた風潮を
買い戻しの風潮に変えさせている。
4月以降の株価が証明していると思われる。
非常に身近な方がたの話題に上場企業の辛さを目の当たりにした結果だった。
以上
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